特殊詐欺 予兆・不審電話状況
同じような内容の電話・メール・ハガキが来たら要注意
有料サイトの未納料金請求に関するショートメール
平成30年10月8日 北秋田市 50代 女性
北秋田市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年10月8日、被害者の携帯電話に
「有料動画の未納料金が発生しています。」
「本日中に連絡なき場合、法的手続きに移行します。」
とのメールが届いたため、メールに記載されていた電話番号に連絡したところ
「動画サイトの登録料金や延滞料金の未払いがあります。」
「29万8,000円ですが、返金制度があり、今払えば95%返金されます。」
などと話されました。
被害者は、コンビニ2店舗で合計30万円分の電子マネーを購入し、記載されている番号を相手方に教えたことにより、電子マネーの利用権をだまし取られたものです。
身に覚えのない有料サイトやアダルトサイトの登録料金、利用料金を理由に
高額なお金を要求するのは特殊詐欺(架空請求)の手口です。
不審なメールや電話でお金の要求され、電子マネーを購入させて番号を教えるように
指示された場合は、番号を教える前に警察などに相談して下さい。
官公職員をかたる還付金詐欺の不審電話
平成30年8月24日 北秋田市 60代 女性
北秋田市内において還付金詐欺と認められる不審電話がありました。
平成30年8月24日、女性宅に市役所や金融機関の職員を名乗る者から電話があり、
「保険の還付金があります。」
「銀行がとても混んでいるのでコンビニで手続してもらいます。」
という内容でしたが、当該女性が不審に思って警戒していたところ、電話を切られたため詐欺ではないかと思い、警察に相談したものです。
同種電話が8月21日から24日までの間に県内で7件しています。
官公庁の職員が還付金について電話することはありません。
同様な電話があった場合は個人情報を答えず、速やかに警察へ連絡してください。
警察官等を騙った詐欺の予兆電話
平成30年8月7~8日
秋田市内において
「秋田中央警察署員を騙った電話があった。」
「NHK職員を騙って電話があり、家族構成や預金残高聞かれた。」
等という相談が相次いでいます。
同様の電話を受けた場合は、相手に個人情報を教える前に警察へ連絡してください。
訴訟告知に関するハガキ
平成30年7月26日 (北秋田市内各所)
北秋田市内各所において
「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」
「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」
等と記載された、身に覚えのないハガキが届いたとの相談が相次いでいます。
ありもしない訴訟告知のハガキを送りつけ、
「本日中に連絡なき場合、少額訴訟に移行します。」
等と不安を煽り、焦らせてお金を騙し取ろうとする手口です。
身に覚えがないハガキが届き、お金を支払うよう要求されたり
収納代行サービスや電子マネーで、身に覚えのない料金を支払うよう要求される等
不安な場合は警察に相談して下さい。
市役所職員をかたる還付金詐欺
平成30年7月3日 鹿角市 60代 女性
鹿角市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年7月3日、被害者宅に市役所金融機関の職員を名乗る男から電話があり、
「過去5年分の保険と税金の過払い金を払い戻します。」
「ATMで手続きをして下さい。」
と指示され、市内のスーパーにあるATM機を操作し、3回に分けて指定された銀行口座に約100万円を送金しました。
振込明細を見て不審に思い、銀行に問い合わせ被害に気づいたものです。
同種電話や被害が県北地区で多発しています。
官公庁の職員が還付金について電話することはありません。
同様な電話があった場合は個人情報を答えず、速やかに警察へ連絡してください。
市役所や金融機関の職員をかたる還付金詐欺
平成30年5月29日 北秋田市 60代 女性
北秋田市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年5月28日、被害者宅に、市役所金融機関の職員を名乗る男から電話があり、
「国保過払いによる還付金が2万6千円ある。」
「キャッシュカードを持ってATMに行くように。」
と指示され、自宅近くの商業施設に併設されたATM機で犯人の電話指示に従って操作しました。
その際、犯人から、
「振り込み手続きに不備があったので、明日再度手続きを行ってください。」
などと指示され、翌日も同様の電話があり、犯人の指示でATMからお金を振り込まされ、
合計90万円の被害に遭ったものです。
市役所や金融機関の職員を名乗って、還付金があるなどと申し向け、ATM機へ誘導し操作させるのは還付金詐欺の手口です。
犯人の指示に従ってATM機を操作することで、知らないうちに自分で送金手続きを実行しています。
市役所や金融機関職員を名乗る相手から電話で、お金や口座の話をされた場合は、お金を振り込んだりする前に警察に相談してください。
ワンクリック詐欺
平成30年4月13日 北秋田市 70代 男性
北秋田市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年4月13日、被害者がタブレット端末でインターネットサイトを閲覧中、画面に
「登録が完了しました。」
と表示され、被害者が連絡先に電話を掛けたところ、電子マネーを購入するよう指示されました。
被害者は、自宅近くのコンビニで1万円分の電子マネーカードを購入し、電子マネーのカードの裏面に記載されている番号を相手に教えて、1万円分の電子マネーの利用権をだまし取られたものです。
インターネット閲覧、操作中に契約する意思がないにも関わらず、一方的に相手から登録料金を請求されるのは「ワンクリック詐欺」の可能性が高いです。
被害者に料金を振り込ませ、または連絡させて、
「振込みをしないと請求額が高額になる」
「法的手続に移行する。」
と不安をあおり、焦らせてお金を騙し取ろうとする手口です。
契約する意思がないのに登録料や解約料を要求されたり、収納代行サービスや電子マネーで料金を支払うよう要求されたなど不安な場合は、相手に連絡する前に警察へ相談して下さい。
訴訟告知に関するハガキ
平成30年3~4月中 (北秋田市内各所)
北秋田市内各所において
「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」
「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」
等と記載された、身に覚えのないハガキが届いたとの相談が相次いでいます。
平成30年3月7日 横手市 50代 女性
横手市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年3月上旬、被害者宅に
消費料金に関する訴訟告知
と記載されたハガキが届き、同月5日、ハガキに記載されている連絡先に電話したところ、
コンビニエンスストアの収納代行サービス
で和解金を支払うよう要求されました。
被害者は市内のコンビニへ行き、指示された「払い込み票番号」を店員に伝えて現金10万円を支払い、騙し取られたものです。
身に覚えのない訴訟告知ハガキが届くとの相談が増えています。
「本日中に連絡なき場合、少額訴訟に移行します。」
等と不安を煽り、焦らせてお金を騙し取ろうとする手口です。
身に覚えがないハガキが届き、お金を支払うよう要求されたり
収納代行サービスや電子マネーで、身に覚えのない料金を支払うよう要求される等
不安な場合は警察に相談して下さい。
息子や孫をかたる電話
平成30年4月9日 潟上市
五城目市内においてオレオレ詐欺未遂事件が相次いで発生しました。
同市内の民家に、息子や孫をかたる男から
財布や会社の書類が入った鞄をなくした。
現金200万円を貸してほしい。
などとの電話がありました。
電話を受けた方はいずれも不審に思って警察に届け出たものです。
このほかにも
- 携帯電話番号が変わった
- 体調が悪い
- 女性を妊娠させた
- 示談金が必要
- 今すぐ振り込んで
などという電話は詐欺の可能性が高いので、慌ててお金を振り込まずに家族に相談して、警察に通報して下さい。
友人になりすましたSNSメッセージ
平成30年3月6日 湯沢市 60代 男性
湯沢市内において特殊詐欺事件が発生しました。
平成30年3月6日、被害者のスマートフォンに
会員制交流サイト(SNS)で、友人になりすました者から、
「コンビニで電子マネーを買って、IDを写真で送って」
とのメッセージが届き、指示通りに10万円分の電子マネーカードを購入し、
そのIDを相手に教え、被害に遭ったものです。
SNSで友人になりすまし、電子マネーの利用権を騙し取る手口です。
SNS等で友人から「電子マネーの番号送って」と言われたら
番号を教える前に友人に直接確認したり、不安な場合は
警察などに相談して下さい。