• 生活安全部 生活安全企画課
  • 2020年01月29日
  • コンテンツ番号663

オレオレ詐欺が多発

県内では、「孫」や「警察官」等を名乗って電話を架け、交通事故の示談金などの名目で現金を振り込ませて騙し取る、いわゆる「オレオレ詐欺」の被害が相次いでおり、警察では注意を呼びかけています。若い男の声で高齢者宅に「おばあちゃん、おれ。」などと電話をかけ、電話に出た高齢者が、孫と勘違いし、孫の名前を出して「○○だが?」と尋ねると、その孫になりすまして「交通事故を起こしてしまった。示談金をすぐ払わなければならないので、至急金を送ってほしい。」「友達の保証人になったので保証金を払わなければならない。このことは誰にも言わないで内緒で送ってほしい。」などと言って信用させ、指定した銀行の口座に現金を振り込ませ騙し取るものです。また、なかには「県警の者だが、お宅の息子が交通事故を起こした。大至急、示談金を振り込んでくれ。」「警察官」をかたり、事故の相手と称する者を電話に出させたり、孫娘を装い「堕胎費用が足りない。」と泣きじゃくるものなど手口も巧妙で様々です。

画像:オレオレ

オレオレ詐欺の手口(一覧はこちら

  • 注意してほしいこと
    • 親族からの突然の現金の振込要求電話に対しは、送金する前に必ず関係する親族に連絡を取って事実を確認し、不審に思った場合は、送金することなく直ちに最寄りの警察署に届け出て下さい。
    • 警察が交通事故の示談に関して金額を教示したり、支払いを指示することはありえないことです。また交通事故が発生した場合、示談には、ほとんどの場合、損害保険会社が介在しますので当事者が、その場で現金を要求するようなことは、ほとんどありません。
    • これまでオレオレ詐欺の被害にあった人の中には、オレオレ詐欺が発生していることを知っていて「自分は大丈夫」と思っていても、いざそういう電話が架かってきたら冷静さを失ってしまい被害にあったという人もいます。いつ自分の身に降りかかるかも知れません。くれぐれも注意して下さい。
    • オレオレ詐欺のほか、社会保険庁を名乗って年金や税金の返還名目に現金を振り込ませ騙し取る還付金詐欺事件も発生しています。
  • これまでに受けたことのない現金振込などの請求を受けたらすぐ支払いをせずよく検討し、腑に落ちないときは、とりあえず最寄りの生活センターや警察(#9110)に相談してみましょう。

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