• 犯罪被害者支援室
  • 2022年11月30日
  • コンテンツ番号2110

犯罪被害者支援大学生ボランティアについて

 秋田県警察では、地域全体で被害者を支え、被害者も加害者も出さない街づくりを推進しています。
 本事業は、将来、社会を担う大学生を対象にボランティアを募集し、犯罪被害者支援に関する研修や広報啓発活動への参加を通じ、犯罪被害者等の実情や支援の重要性について理解を深めることにより、地域社会全体で犯罪被害者等を思いやり、支える気運を醸成することを目的としています。

令和6年度犯罪被害者支援大学生ボランティアを募集しています。

 秋田県警察では、令和6年度犯罪被害者支援大学生ボランティアを募集しています。

 募集期間は、令和6年4月1日から4月25日までです。詳細は、以下の募集要項やチラシをご覧ください。

 犯罪被害に遭われた方やその御家族、御遺族の心情を理解し、命の大切さを伝えるため、秋田県警察と一緒に活動してみませんか。

〇 令和6年度犯罪被害者支援大学生ボランティア募集要項 [135KB]PDFファイル

〇 募集チラシ・活動状況 [679KB]PDFファイル

〇 大学生ボランティアOB・OGの皆さんからのメッセージ [335KB]PDFファイル

〇 令和6年3月1日 第3回研修会

 第3回研修会に、大学生ボランティア、交通死亡事故被害者遺族、秋田県県民生活課、(公社)秋田被害者支援センターが参加しました。今年度の大学生ボランティアの活動状況のふり返り、「犯罪被害者いのちのパネル展」の開催状況の報告、ボランティア活動の感想や今後に関する意見交換などを行いました。

 大学生ボランティアのみなさんからは、「県や秋田被害者支援センターの職員など、関係機関の方々と活動したことが良い経験となった。」、「被害者遺族の講話や映画鑑賞を通して、毎日をどう過ごすことが被害者支援に繋がるのかを考えさせられた。」などの感想が聞かれました。 
 第3回研修会をもちまして、大学生ボランティアの活動は全て終了となりました。1年間、ボランティア活動にご参加いただき、ありがとうございました。

第3回研修会活動振り返り

活動のふり返り

意見交換

意見交換


〇 令和5年12月22日 未解決事件の情報提供広報活動

 秋田東警察署員、(公社)秋田被害者支援センターの職員と共に、店舗の来店客に対し、未解決事件に関する情報提供を求めるチラシ等を配布しながら、呼び掛けを行いました。寒い日の活動となりましたが、大学生ボランティアの一生懸命な呼び掛けに、お客さんも足を止めて話を聞いてくださいました。

広報活動

広報活動


○ 令和5年11月25日 犯罪被害者週間「県民のつどい」

 11月25日から12月1日は「犯罪被害者週間」と定められ、被害者支援の広報活動を積極的に行っています。11月25日には、秋田拠点センターALVE(アルヴェ)において「県民のつどい」が開催され、大学生ボランティアのみなさんが運営に携わりました。
 「命の大切さ学習教室」(県内の小・中学校、高等学校及び特別支援学校で開催している、犯罪被害によりお子さんを亡くしたご遺族による講演会)に参加した児童・生徒による講師へ宛てたの手紙の朗読、犯罪被害者遺族による講演、秋田県警察音楽隊によるミニコンサートなどが行われました。

 大学生ボランティアのみなさんは会場設営や展示物の設置などの準備、ホンデリング・プロジェクトの受付のほか、児童・生徒による手紙の朗読の場面では、「命の大切さ学習教室」の講師紹介のナレーションや、児童・生徒の誘導を行いました。
 手紙の朗読が終了した後、大学生ボランティアのみなさんは、犯罪被害者遺族である近藤さえ子氏の講演を聴講し、被害者遺族の心情や途切れのない支援について理解を深めました。

 大学生ボランティアのみなさんのご協力のおかげで、来場した方々に「命の大切さ学習教室」の講師の思いや、児童・生徒の思いを届けることができました。本当にありがとうございました。

~「ホンデリング・プロジェクト」とは~

 読み終えて不要になった本やCDなどを集めて回収業者に送り、査定額を支援団体に寄付するものです。

県民のつどいの様子
県民のつどいの様子
大学生ボランティアによる講師紹介1

大学生ボランティアによる講師紹介1

大学生ボランティアによる講師紹介2

大学生ボランティアによる講師紹介2

つどい講演会 [267KB]

講演の様子

手紙展示の様子 [323KB]

展示の様子                 

音楽隊 [443KB]

警察音楽隊によるミニコンサート


〇 令和5年11月8日 被害者支援窓口担当者研修会

 市町村及び警察署の被害者支援窓口担当者を対象とした研修会に参加し、秋田被害者支援センター相談員による「被害者支援の基本的心構えについて」の講演を聴講しました。講師は、被害者への理解や対応の留意点、被害者等が望む支援などについて、ご遺族の言葉を引用しながらお話しされました。

 聴講した大学生ボランティアからは、「被害者の気持ちに寄り添い、話を聞くことは大切だが、自分の考えの押しつけや勝手な解釈は、被害者を傷つけることがあるということが分かった。」、「支援者は客観的かつ冷静に判断できるような距離感を保ちながら、安心感を与えられるようなかかわりができればいいと思った。」などの感想が聞かれました。

窓口担当者研修会 [161KB]

講演の様子


○ 令和5年10月4日 第2回研修会

 秋田県県民生活課及び(公社)秋田被害者支援センターと共に、「金魚のお守り」を作成しました。
 「金魚のお守り」は、交通事故で大学生の息子さんを亡くしたご遺族が、「事故のない、命を大切にする社会」を願い、手作りしているもので、平成28年度から犯罪被害者支援大学生ボランティアと共に作成しています。
 ご遺族から事前にいただいた、被害後の心情や「金魚のお守り」を作り始めた経緯などのメッセージを聞いた後、お守りを手に取った方が命の大切さを考えてもらえるよう、一つ一つ願いを込めて作りました。
 「金魚のお守り」は、被害者支援に関連するイベントなどで配布しています。ご遺族や大学生ボランティアの思いを受け取っていただければ幸いです。

お守り作りの様子1 [162KB]

第2回研修会

お守り作りの様子 [157KB]

お守り作りの様子

登録式写真 [168KB]

金魚のお守り


〇 令和5年9月21日 犯罪被害者等のこころにふれる講演会

 警察学校で開催した警察職員対象の講演会に参加し、交通事故で小学生のお子さんをなくしたご遺族の講演を聴講しました。講演してくださったのは、熊谷雄宇也くんのお母さんです。

 子供を亡くした親の苦しみ、加害者の刑の軽さ、現在の心境等を聞いた大学生ボランティアからは、「大切な家族が被害に遭ったにもかかわらず、周囲からの心ない言葉に傷ついたと聞き、胸が苦しくなった。」、「車を運転する際は、スピードや歩行者への配慮を意識して安全運転したい。」、「ご遺族の方が講演をしてくださったことに感謝したい。」などの感想が聞かれました。

犯罪被害者等のこころにふれる講演会

講演会の様子


○ 令和5年8月10日 第1回研修会

 警察本部広報広聴課の職員から、県警の体制や業務内容などについて説明を受けた後、警察本部の庁舎を見学しました。その後、(公社)秋田被害者支援センターの職員と共に、映画「0(ゼロ)からの風」を鑑賞し、映画の感想や被害者等へどのような声掛けをしたいかなどについて意見交換を行いました。

~映画「0(ゼロ)からの風」とは~
 飲酒運転、無免許、無保険の暴走車に息子を奪われた母親が刑法の厳罰化を訴え立ち上がり、法律の改正や「生命(いのち)のメッセージ展」の活動に至るまでの実話を基に制作された映画です。
 田中好子氏が母親役を、杉浦太陽氏が息子役を演じ、2007年に公開されました。 

~「生命(いのち)のメッセージ展」とは~
 犯罪・事故・医療過誤・一気飲ませなどによって理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展です。
 犠牲者の等身大の人型パネル(メッセンジャー)の胸元には、本人の写真や家族の言葉を貼り、足元には、「生きた証」の靴を置いて、生命の大切さを訴えています。

 

第1回研修会庁舎見学

警察本部庁舎見学

第1回研修会映画鑑賞 [160KB]

映画「0(ゼロ)からの風」鑑賞


  


○ 令和5年6月30日 「犯罪被害を考える日」啓発キャンペーン

 『犯罪被害を考える日』について広く県民に周知するため、秋田駅東西連絡自由通路「ぽぽろーど」において実施した啓発キャンペーンに参加しました。
 秋田県県民生活課および(公社)秋田被害者支援センター職員と共に、チラシ等を配布し、マイクを使って『犯罪被害を考える日』についての呼び掛けを行いました。

~『犯罪被害を考える日』とは~
 「秋田県犯罪被害者等支援条例」では、毎年6月30日を『犯罪被害を考える日』と定めており、県内各所で広報啓発活動を行っています。
 

犯罪被害を考える日街頭キャンペーン写真 [163KB]

街頭キャンペーン

犯罪被害を考える日呼びかけ写真 [162KB]

呼び掛けの様子


○ 令和5年5月23日 登録式 

 令和5年度は、県内の大学生11人を犯罪被害者支援大学生ボランティアとして登録しました。
 登録式では一人一人の名前が呼ばれ、本部長が代表者に登録書を手渡し、「犯罪被害者の「声」や「思い」に寄り添い、犯罪被害者の思いが広く県民に伝わるよう、熱意を持って活動していただくことを期待します。」と述べました。また、代表者が誓いのことばを述べました。
 登録式終了後のガイダンスでは、自己紹介を行い、今後のボランティア活動についての思いなどを話してくれました。
 登録された11人は、令和6年3月まで、犯罪被害者支援に関する広報啓発活動を行います。
  

登録式登録書交付写真 [279KB]

登録書の交付

登録式誓いのことば写真 [201KB]

誓いのことば

登録式写真 [261KB]

登録式

    

 

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