1 雪解け時における交通事故防止 路面凍結 日陰や橋の上は要注意
春が近づき雪解けが進みますが、まだまだ油断は禁物です。
スリップ事故の原因となる「急ハンドル、急ブレーキ、急発進」など、急のつく運転は絶対にやめ、気持ちと時間に「ゆとり」を持って安全運転を心がけましょう。
スピードの出し過ぎに注意!
この時期は雪解けが進み、ついスピードを出してしまいがちです。
路面にはまだ雪が残っていたり、路面が黒く濡れているように見えても、実は凍結している場所があるので、スピードは抑えて運転しましょう。
路面の凍結に注意!
路肩に寄せられた雪が解け、夕方から朝にかけて凍結することがあります。
朝夕の気温が下がる時間帯や日中でも、トンネルや橋の上など日陰になっているところでは凍結しやすいので、十分に気を付けましょう。
思いやり運転の励行
雪解けが進むと、歩行者の動きも活発になります。歩行者が車道を歩いていたり、急な飛び出しなど危険が潜んでいるので、気を付けましょう。
また、歩行者が横断歩道を横断しているときや、横断しようとしているときは、手前で一時停止をして、歩行者に道を譲りましょう。
2 春の雪解け なだれに注意!
冬も終わりに近づき雪解けが進んでいますが、山には雪が多く残り、なだれが発生する危険な時期です。天候に注意して、なだれの被害に遭わないようにしましょう。
なだれが発生するのはこんなとき!
・古い雪の上に、短期間で多量の雪が降ったとき
・急斜面で比較的標高の高い場所であるとき
・斜面に積もった雪に亀裂が発生し大きくなるとき
・気温が上昇するとき
なだれの被害に遭わないために!
・危険な場所を把握し、その場所に近づかない
・入山する場合、携帯電話を持ち、ルートの選定、積雪・降雪の状況、気温の変化に注意する
・立入禁止区域には絶対に入らない
・なだれ発生のおそれがある場所を発見したときは近づかない
・周りの人に声をかけ、安全な場所へ避難する
・危険な場所を発見したら、警察、消防、市町村役場に通報する